BLOG お花のお便り
こんにちは。
パリ在住のフラワーデコレーター、トレジョリの長谷川奈美です。
あっと言う間に 11 月になりましたね。
先日 11 月 1 日はフランスは「諸聖人の日」フランス語では「Toussaint」という祝日でした。
日本では聞き慣れない祝日ですが、亡くなった全ての信者を記念する日、日本で言うお彼岸や
お盆のような位置づけで、11 月 1 日 2 日は、ご先祖様などのお墓へ行き墓地の手入れをし、
鉢植えの菊を供えるという風習がございます。
その為、お花屋さんの前は、色とりどりの菊の鉢植えでいっぱいでした。
因みに、フランスで、お墓や亡くなった方へ供えるお花として一般的なのは、菊とカーネーションです。
ただ、必ずこのお花で無いといけないという言われは無く、実際に、教会やお墓などに、
バラなども供えられております。
日本程、厳しくは無いです。
この日は、色々なフランス人から、日本のお墓事情、お葬式などに関して色々と聞かれました。笑
ちょっと余談が長くなりましたが、今は少しホッとしている時期かと思いきや、
クリスマス装飾の打合せが始まり、見積もりなどでバタバタし始めました。
こんなに世の中がデーター社会になっていましても、フランスは紙社会の為、
見積書を作り、お互いにサインなどを交わしてから契約確定となります。
その為に、今回はクリスマス装飾の為の素材探しに、探索しました。
既にランジス花市場には、モミのガーランドやクリスマスオブジェなどが出ております。
今回は、その一般的な装飾の物プラス、になる素材探しをしました。
フランスには松ぼっくりも、大きさもマチマチで、形もマチマチの物が有ります。
苔が付いた枝、白樺の木の皮、枝、白い苔
私は、こんな素材を見る度にワクワクします!
そして、モフモフのボール
リボンも可愛いのが有りました。
今年のフランスはピンクの少々可愛いのが流行なのですが、ピッタリなキラキラリボンが
有りました。
そして、モフモフリボン?
と面白い毛糸?リボンが有りました。
恐らく、モノ作りが好きな方には分って頂けるかと思いますが、この素材を見付ける度に
キュンキュンします。笑
フランスは日本の様に既製品が無い代わりに、素材が沢山有ります。
様は、自身のアイディア次第で、色々と使えるという事ですね。
ではあと 2 か月、風邪などひかれません様に頑張りましょう!
ではまた!
Merci et à très bientôt!
Très joli
2019年11月12日更新
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