BLOG お花のお便り
こんにちは。
パリ在住のフラワーデコレーター、トレジョリの長谷川奈美です。
パリはヴァカンスから戻りました、パリジャン、パリジェンヌ達で少しづつ賑わいを取り
戻しています。
そして学生達の新学期は秋から始まる為、スーパーなどの文房具屋さんは準備で親子連れで
賑わっております。
今日は、ウェディング、ブーケを主にお話させて頂きます。
ウェディングブーケの事をフランス語では、「bouquet de marièe」ブケ・ド・マリエと
云います。
実は、最近まで、フランスではウェディングプランナーさんの様な、オーガナイズする
会社があまり無く、結婚される新郎・新婦さんが、お花の手配はもちろん、カメラマンや
レストラン、教会などなど全ての手配を直接していました。
私が感じた所では、フランス人がその中でも一番凝る部分は、写真、カメラマンのセンス
だと思ってます。
集合写真では無く、その場の空気感を上手く撮ってくれる方、というのが、フランス人の
好みの様です。
脱線しましたが、ブーケですが、フランスでは一般的には白です。
それは、エレガントさと、清いというイメージが有るからだそうです。
もちろん、中には、色を入れたり好みの花を注文頂く事も有ります。
ただ、フランス人にとって、結婚は何時もと異なり?(笑)、エレガントさと
清を演出する為、ドレスもブーケも白が一般的です。
ブーケの形は、新婦さんの好みやドレスに合わせますが、最近はキレイに丸く作る、
ラウンドスタイルよりも、ナチュラル感を出した形の方が好まれ、オーダーも、
ナチュラルなブーケの方が多いです。
こちらは、キレイ色のブルーがお好きという事でリクエスト
こちらは、南仏で結婚式、幸せのシンボルオリーブとを、新郎様の実家から拝借し
入れさせて頂きました。笑
そしてこちらはちょっとモダンに。
ラウンドや白バラはクラッシックというイメージが強い様です。
もちろん、形にも寄ると思います。
あと、ヘッドパーツを付けないで、頭にはアクセサリーを付ける方が最近では多いです。
これは少々ホッとしてます。
と云いますのは、フランスでは、結婚式は 1 日若しくは 1 日半掛かるのが一般的だからです。
基本的に、午前中から午後にかけて、教会で式、そして区役所で、新郎新婦のほか、
保証人、親族友人の同席の上で区長の話しを聞き、宣誓、そして、午後、簡単な披露宴、
そして、夜はソワレという披露宴パーティーが行われ、夜中 2 時~3 時までかかります。
お花どころでは無いですね。笑
また次回に装飾花をご紹介させて頂きます。
ではまた
Merci et à très bientôt!
Très joli
長谷川奈美
2019年8月30日更新
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